バンガード・グロースETF(VUG)とSPDRポートフォリオS&P500 グロース株式ETF(SPYG)の違い
連動インデックス
VUG: CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス
SPYG: S&P 500 グロース・インデックス
パフォーマンス
過去3年間ではVUGが+6%以上優れている
2024年の1年間ではSPYGが+3%以上上回った
経費率
どちらも0.04%で同じ
組入銘柄の傾向
2024年末のリバランスにより傾向が変わりました。
SPYGはVUGより金融セクターへの比重が若干高めです。
VUGはSPYGより情報技術セクターへの比重が高めになっています。
今後のリバランスによって変化する可能性があります
運用資産
VUGが圧倒。2024年末時点でVUGの方が5倍近く純資産総額が大きい。
銘柄の重複
それぞれの資産の70%程度が重複した銘柄である。
VUGにはマクドナルドやボーイングが組み入れられているが、SPYGには含まれない。その程度の差。
S&P 500銘柄との重複率
S&P 500に含まれる割合 | 重複銘柄のS&P 500資産比重 | |
VUG | 約80% | 58% |
SPYG | 100% | 67% |
VUGはS&P 500構成銘柄以外の大型株・中型株も対象としているため、2割程は異なる銘柄を組み入れています。
SPYGはS&P 500構成銘柄の中のグロース株を対象としているので、重複率は当然100%となります。
S&P 500と比較するとVUG、SPYG共にテクノロジーセクターへの比重が高いため、より米国の巨大テック企業への投資比率を高めつつも、他のセクターの大企業にも投資したい人に向いています。
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