米国を除く先進国株式市場に投資するETFや投資信託を買う意味はありません!
リターン最悪
下のグラフはSPDW(SPDRポートフォリオ先進国株式(除く米国)ETF)と、日経225(日経平均株価)、S&P 500の3つを比較したものです。

先進国市場に投資するSPDWが過去5年間でも全くと言っていいほどリターンが出せていません。
SPDWはヨーロッパ、アジア、オセアニア、カナダなどの株式市場に投資できるETFで、日本も含まれています。ただし、アメリカは含まない。
SPDWに似たETFに「バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF」(VEA)もあります。
S&P 500+VXUS≒オルカン
VXUS(バンガード・トータル・インターナショナル・ストック ETF)は、先進国市場だけでなく新興国市場にも投資するファンドですが、こちらも米国株は除外しています。
VXUSもSPDWやVEA同様に大したリターンがありません。S&P 500とは雲泥の差です。
人気の投資信託「オルカン(全世界株式)」ですが、「S&P 500」に「VXUS」を足したパフォーマンスに近いものがあります。
成長しているインド株もVXUSには含まれていますが、組入比率は低く、目立った成果は出ていません。せっかくインドの株式を組み入れていても、様々な国に分散されていることで恩恵が小さくなっています。
まとめ
「米国を除く先進国株式」や「米国を除く全世界株式」のETFに投資する意味はない。
成長著しいS&P 500(米国株)に、大して成長がないVXUS(除く米国世界株)を組み合わせる・・・。これはリターンが減るだけではないでしょうか。
オルカンをどう考えるかは人それぞれです。
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